【林先生の初耳学】ブルーチーズをアルミ箔で包むことで味を向上させる!世界が注目する国産ブルーチーズ

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林先生の初耳学

放送日時3月22日(日)よる10時25分

テレビで特集された、世界が注目する国産チーズ

その中でブルーチーズアルミ箔で包む技術紹介されました。

ブルーチーズの作り方と熟成方法

国産ブルーチーズの作り方はこちらの動画で詳しく紹介しています。

ブルーチーズというとヨーロッパイメージですが、すでに日本国内でもレベルの高いブルーチーズがたくさん生産されているのです。

ブルーチーズの熟成の秘密はアルミ箔?!

動画でもご紹介した通り、ブルーチーズは10度前後の熟成庫で数ヶ月の間じっくりと熟成されます。

その間に、青カビがチーズ内部から生育し、全体に広がっていきます。

一定期間熟成されたブルーチーズはあの独特の香りと風味でチーズを特徴付けていいきます。

しかし、ブルーチーズが苦手な人の大半はあの香りが苦手ですよね。ツーンとした味がどうしても受け付けない‥という人は多いかと思います。

実際に香りが強すぎるブルーチーズはチーズ本来の旨味を消してしまうのでよくないとされています。

そこで、アルミ箔で包んで青カビの働きを弱めるという技術が用いられるのです。

このようにチーズをアルミ箔で包み、低温で落ち着かせることによって青カビは大人しくなり、ゆっくりとチーズ本来の熟成が進んでいくのです。

実は青カビはある程度の酸素がないと生育できないため、アルミ箔で包んで空気をシャットダウンすることでその活動を制限されるのです。

その代わりに他の微生物がチーズを熟成することで、より複雑な風味を作ることができるんですね。

ヨーロッパでもこの技術は広く用いられています。

ブルーチーズの保存にもアルミ箔は有効

ブルーチーズの青カビは日光や室内の光にとても弱く、変色や味の変化が大きいチーズです。

そこで買ってきたブルーチーズが少し余ってしまった時にも、アルミ箔がとても役に立ちます。

きれいにアルミホイルで包み隙間ができないようにして、冷蔵庫の中で保存します。

あまり長期間保存していると茶色く変色したり、チーズから液が漏れてくるので一週間から10日くらいを目安に食べきりましょう。

見た目が変わらなくても臭いが強くなってくるので、舌を刺激するようになったら熟成が進んだ証拠です。そうなってしまったものはグラタンや、パンと一緒にトーストして食べると美味しいです。

そのほかにも野菜サラダの中に細かくカットして入れると食べやすくなります。

まとめ

このように様々な技術を用いてチーズは熟成されているのです。

チーズを食べる時には、どのように熟成されたか、想像しながら食べるのも一つの楽しみかもしれませんね。

世界に誇る国産ブルーチーズ、ぜひご賞味ください!

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