【2024】ブルーチーズの疑問ベスト3!種類、期限、食べ方など世界一わかりやすく解説!

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ブルーチーズとは

まず初めに、ブルーチーズは、青カビで熟成したチーズのことです。
チーズの内部の隙間に大理石状に青カビが生えることでチーズ全体の風味が変わります。
カマンベールなどの白カビは酸素が大好きなので表面に生えますが、青カビは酸素が少ないところが好きなのでこのようにチーズの中に生えるんです。
基本的にはこの青カビはチーズ専用に培養された青カビ菌をチーズを作る際に添加していますが、ヨーロッパでは自然に生える青カビを用いてブルーチーズを作るところも一部残っています。

青カビって聞くと何だか食べられるかどうか不安になるかもしれませんが、ご安心ください。

結論から言えば、チーズに生えた青カビは食べられるんです。

詳しくは過去ブログに書いてますので見てみてください。

ブルーチーズの起源

長い歴史のあるフランスでも書物の中に最古のチーズとしてブルーチーズが登場します。

起源は2000年前のローマ時代。書物の中にブルーチーズの記述があるそうです。

フランスのロックフォールという村の羊飼いの青年が洞窟で休憩中に昼食を食べようとした。

そうすると、洞窟の前を美しい娘が通り過ぎた。

青年は一目で恋に落ち、急いでその娘を追いかけた。

数日後、娘と洞窟に行くと、そこには食べようとしていた青カビの生えたパンとチーズが。

青年が恐る恐るチーズを口に含んでみると、驚くような美味しさだった。

本当かどうかはわかりませんが、素敵なお話ですね。
今ではこのロックフォール村のブルーチーズがフランスでは一番有名なブルーチーズになっています。

さらにブルーチーズの製造者の立場から申しますと、どの種類のチーズを作っていてもちょっと気を抜くと青カビは生えてきます。
ちょっと君、どこからやってきた?と聞きたくなるくらいに。
青カビが生えて欲しくないチーズを作る職人にとっては頭を悩ますタネになります。
自然界にはいたるところにいる生物ですので生まれるべくして生まれたのがブルーチーズと言えるでしょう。

ゴルゴンゾーラとブルーチーズの違いは?

みなさん、よく「ゴルゴンゾーラ」というチーズを聞いたことがありますよね。
イタリアンのお店に行くとピザやパスタのメニューの中にあります。
ゴルゴンゾーラというのはイタリアのブルーチーズの商品名のことです。
ブルーチーズ、というのはチーズの種類のことですね。

つまり「ブルーチーズ」が「スパークリングワイン」
  「ゴルゴンゾーラ」が「シャンパン」です。
(シャンパンはシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインですね)

ちなみにこのゴルゴンゾーラもイタリア北部の村の名前なんです。
昔からヨーロッパではワインやチーズなどの農産物に地名を作れるのが一般的でした。
ハムやサッカーチームでも有名なパルマもやはり街の名前ですね。
ちなみにこのゴルゴンゾーラ、ドルチェ(甘口)とピカンテ(辛口)の2種類があり、その特徴は大きく違います。

ドルチェ

ブルーチーズの中でも圧倒的な柔らかさをもつドルチェ。ほっておくとどんどん流れ出てくるくらいのクリーム状です。
チーズを熟成するときも形が崩れるくらいなのでさらしを巻いて形を保持します。
パスタソースにも簡単に馴染みますし、そのままディップにして野菜スティックで食べても美味しいです。
最近のイタリア人の若者に人気で食べやすさに定評があります。

ピカンテ

ドルチェとは違い、全体に青カビがまんべんなく入っています。
見た目ほど刺激は強くなく濃厚な甘さが特徴です。
昔からイタリアに住む人はドルチェよりもこちらを好む傾向が強いそうです。

ブルーチーズの種類

ブルーチーズには上記のロックフォールやゴルゴンゾーラの他にもたくさんの種類があります。
ちなみにロックフォールはフランスの羊の乳から作られたブルーチーズでしたね。
こちらの写真はイギリスを代表するブルーチーズ 、スティルトン。こちらは牛乳製。ポロっとした食感が特徴で旨味と塩味がしっかりと感じられます。

スティルトン
他にもこんなにたくさん種類があるんですよ。

ブルードヴェルニュ

フランスのオーヴェルニュ地方で作られるブルーチーズ。
クリーミーでしっかりとした青カビの風味があり、これぞブルーチーズの王道といった味。
たくさんの生産者ごとに微妙に特徴があり、作り手の個性が光るチーズ。

ブルードラカイユ

 
ラクイユという小さな村で作られる高品質のブルーチーズです。
日本にも専門店を通して入ってきています。
オーソドックスな味と安定した品質がウリです。

ブルーデコース

 
 ロックフォールの牛乳バージョンです。
製造方法は全く一緒ですが乳質の違いにより味が違います。
刺激的な青カビの風味が特徴。

フルムダンベール

アンベール村が起源のフランス中部のブルーチーズ。
滑らかな組織と甘さがあり、初心者向けです。
一般的なブルーチーズと違い縦に長い円筒状なのが特徴。

ダナブルー

デンマークのブルーチーズ。スーパーでもたまに見かけるチーズです。
味はいかにも青カビ!というツンツンとした香りがあり、これを食べてブルーチーズは苦手になったという方が多いです。

ババリアブルー

ドイツのババリア地方から名づけられたチーズ。
最大の特徴は見た目にもわかるように外の皮は白カビ、中は青カビというハイブリッドな一品。
二つのカビが生えていますがとても食べやすくクリーミーで初心者向け。

江丹別の青いチーズ

日本を代表するブルーチーズ。
北海道旭川市郊外の江丹別という小さな村の牧場で作られるブルーチーズです。
JAL、ANA国際線ファーストクラスの機内食に採用されています。
国産の食材全て含めても史上初の快挙なんですよ。
強すぎない塩味とミルクの質の高い旨味がバランスが良く、初心者も個性的なチーズが好きな方も両方納得する味。

ブルーチーズの使い方

ブルーチーズは、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に使われます。以下は、ブルーチーズの一般的な使い方の例です。

○サラダ
ブルーチーズをサラダに加えると、独特の風味とクリーミーさが野菜と絶妙にマッチします。クルミや梨などと組み合わせると、さらに美味しさが引き立ちます。

○ピザ
ピザにブルーチーズをトッピングすると、他のチーズとは一味違う風味豊かなピザが楽しめます。特に、クルミやハチミツと相性が抜群です。

○パスタ
クリームソースのパスタにブルーチーズを加えると、濃厚でコクのある味わいに仕上がります。特に、ゴルゴンゾーラソースのパスタは人気です。

ブルーチーズはどこで買えるの?

輸入のブルーチーズは全国のチーズ専門店や高級スーパーなどで購入することができます。
ただ、国産の美味しいブルーチーズはまだまだ普及していないのでなかなか見つけるのは簡単ではありません。

江丹別の青いチーズならオンラインショップから全国どこからでも購入することができます!

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