どうも、ブルーチーズドリーマーの伊勢昇平です。
今日は世界各国を代表するブルーチーズ、世界三大ブルーチーズをご紹介したいと思います。
どのブルーチーズを買っていいかわからないという方も多いですよね。
そんな時、絶対にこの中のブルーチーズを選べば間違いありません!
フランス ロックフォール
フランスのチーズの代名詞とも言えるチーズです。羊乳で作られる刺激的な風味と後味が特徴です。
起源はとても古く初めてこのチーズが登場したのは2000年前とも言われています。
フランス南部ミディ=ピレネー地域にあるシュルスールゾン村の地下に広がる洞窟の名前ロックフォール(roquefort)が名前の由来です。
羊の乳を無殺菌で使用することなどの条件で現在、パピヨン、ソシエテ、ガブリエルなど約10社がこの名前でチーズを作ることが認められています。
洞窟の低温条件で熟成されるこのチーズは刺激的な青カビの風味と強いミルクの香りと旨味が特徴です。
ほとんどのメーカーは塩が非常にきつい為、フランス人でも最近は苦手な人が多いそうです。
日本にはほとんど入ってきませんが、イブコンブ(Yves Combes)というメーカーのものが高級感があり、ブルーチーズの個性をがっつり味わいたい方にオススメです。
イタリア ゴルゴンゾーラ
みなさん、よくゴルゴンゾーラというチーズを聞いたことがありますよね。
イタリアンのお店に行くとピザやパスタのメニューの中にあります。
ゴルゴンゾーラというのはイタリアのブルーチーズの商品名のことです。
ブルーチーズ、というのはチーズの種類のことです。
「ゴルゴンゾーラ」が「シャンパン」です。
(シャンパンはシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインですね)
ちなみにこのゴルゴンゾーラもイタリア北部の村の名前なんです。
昔からヨーロッパではワインやチーズなどの農産物に地名を作れるのが一般的でした。
ハムやサッカーチームでも有名なパルマもやはり街の名前ですね。
ちなみにこのゴルゴンゾーラ、ドルチェ(甘口)とピカンテ(辛口)の2種類があり、その特徴は大きく違います。
ドルチェ
ブルーチーズの中でも圧倒的な柔らかさをもつドルチェ。ほっておくとどんどん流れ出てくるくらいのクリーム状です。
チーズを熟成するときも形が崩れるくらいなのでさらしを巻いて形を保持します。
パスタソースにも簡単に馴染みますし、そのままディップにして野菜スティックで食べても美味しいです。
最近のイタリア人の若者に人気で食べやすさに定評があります。
パスタソースなどのソースにする料理にお使いの場合はこちらがオススメです。
ピカンテ
ドルチェとは違い、全体に青カビがまんべんなく入っています。
見た目ほど刺激は強くなく濃厚な甘さが特徴です。
昔からイタリアに住む人はドルチェよりもこちらを好む傾向が強いそうです。
こちらはそのまま食べても、ピザなどに載せて焼いても食べられるオールマイティな使い方がしたい方にオススメです。
イギリス スティルトン
ダービーシャー、レスターシャー、ノッティンガムシャーの3州でだけ作ることのできるイギリスを代表するチーズです。
このスティルトンには厳格な規定があります。
ブルー・スティルトンは以下の基準を満たさなければなりません。
・原料の牛乳は地元で搾乳されたものに限られ、低温殺菌された生乳を使用すること。
・形は伝統的な円筒形であること
・それ自身の外殼あるいは皮を形成すること
・圧縮していないこと
・中心から放射状に出る繊細な青い縞模様を持っていること
・「スティルトンに特有な味の特性」を持っていること
そして現在、このスティルトンを作っているのは
Cropwell Bishop(クロップウェルビショップ)
Hartington Creamery(ハーティントンクリマリー)
Long Clawson Dairy(ロングクローソンデイリー)
Tuxford & Tebbutt Creamery(タクスフォードアンドテバットクリマリー)
Websters(ウェブスター)
の6社のみです。いずれも大規模工場で作られるチーズになります。スティルトン村で作られたものが発祥ですが、現在スティルトンでは製造されていないのが少し悲しいです。
ちなみに僕はCropwell Bishop(クロップウェルビショップ)のものが好きです。
料理に使うときはポロポロと細かく砕き、サラダなどにトッピングすると野菜の味が引き出せます。
日本 江丹別の青いチーズ
日本といえば、もちろんこのチーズしかありません。
北海道旭川市郊外の江丹別という小さな村の牧場で作られる江丹別の青いチーズです。
JAL、ANA国際線ファーストクラスの機内食に採用されています。
国産の食材全て含めても史上初の快挙なんですよ。
強すぎない塩味とミルクの質の高い旨味がバランスが良く、初心者も個性的なチーズが好きな方も両方納得する味。
やっぱり国産、日本のチーズが食べたい、ヨーロッパのは塩が強すぎて食べられない人にもオススメです。
さらにこのチーズは様々なアレンジが存在します。
世界初、酒粕で熟成した「旭川」というチーズ
日本一高価なワイン熟成
などがあります。
こちらはぜひワインや日本酒と合わせてそのまま食べてください。世界一の品質の深い味を感じることができます。
世界に負けない国産のブルーチーズ、ぜひ一度は食べてみてください!
参考になる投稿をありがとうございます。
私が間違えてましたら申し訳ございません。
「つまり「ブルーチーズ」が「スパークリングワイン」
「ゴルゴンゾーラ」が「シャンパン」です。
(シャンパンはシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインですね)」
の箇所なのですが、
「ゴルゴンゾーラがスパークリングワイン、
ロックフォールがシャンパン」
ではないでしょうか、、、。
シャンパンはスパークリングワインの中の一つの種類なので、こちらの表現で間違っていないかと思います!
発泡性のあるワインをスパークリングワインと呼びます。
シャンパンはシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインなのです。
ブルーチーズにかける情熱が感じられる記事ですね。
ただ、シャンパンはシャンパンであってスパークリングワインではないですね。発泡性があるワインが全てスパークリングワインではありませんね。
コメントありがとうございます!
調べたところ、シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインをシャンパンと呼ぶ、という説明になっているのですがそちらは間違いなのでしょうか?
スパークリングワインは発泡性ワインの総称、シャンパンは商品名という認識でしたがもし間違っていたら詳細教えていただけたら嬉しいです。